事前相談編

事前相談編 人は誕生と共に、家族の愛に育まれて成長し、
あるいは家族を作り社会生活を営みます。

しかし、生があるところには必ず死があります。

それは突然の交通事故によるものであったり
病に倒れるものであったり
老齢になり生命が尽きてのものであったり
病にたおれるものであったりとさまざまです。


は多様であり、同じ生がないのと同様に、
外見は同じようでもまったく同じ死は存在しません。

生あるものは死ぬということに例外はありません。
事前に相談して準備しておく事も大切なことです。


1 危篤の連絡表をつくりましょう

患者の病状については、その都度、医師から報告がありますから、家族や近親者はいつでも事態に対処できるよう備えておくことが必要です。

医師から"危篤"を告げられたら、家族はまず、近親者や連絡すべきところへ通知をしなければなりません。

一家に共通のアドレス帳があれば、それをもとに友人、知人などの氏名、住所、電話番号を整理し、近親者や親戚の人と合わせて連絡表をつくっておきます。

また、危篤の通知は、電話か電報で要点をはっきり伝えましょう。


2 病院で危篤になったら着替の用意をしましょう

不慮の事故など特別な場合を除いて、ほとんどの場合は病院で臨終を迎えられます。
そして、死亡して1時間後には遺体の安置を済まして下さいます。

その時に、浴衣などに着替えますので、きれいなタオルを3〜4枚と浴衣を用意しておきましょう。


3 宗教宗派の確認をしましょう

宗教宗派の確認をしましょう。

菩提寺や宗派がわからなければ、親類に聞くか当社に聞けばいいでしょう。
また、菩提寺が遠い場合は、近くの同じ宗派のお寺を紹介してもらえます。
もちろん、交通の便も考え今後、長いお付き合いをしなければなりませんから慎重に選ぶようにしましょう。

同じ宗派・宗旨の寺院が近くにない場合は、当社が宗派や地理的条件などを充分に配慮して、責任を持ってお世話させていただきます。

宗教者へのお礼についても、調べておくと良いでしょう。


4 葬儀社から、葬儀全般の見積り書を提出してもらいましょう

葬儀社は、臨終から葬儀、火葬まですべてに対処するプロです。
葬儀の規模などを具体的に相談しましょう。

もちろん、遺族側の希望や家庭の事情、予算などを、できるだけ説明することが大切です。
信頼関係ができてこそ、安心して依頼できるのです。

そして、葬儀全般の見積り書を提出してもらいましょう。


5 葬儀社へ、遺体の搬送を依頼します

病院で亡くなられた場合は、ご遺体は自宅もしくは斎場まで搬送しますが、青山会館に連絡すれば寝台車で運ぶことができます。

その際に、布団に寝かせたまま担架で自宅もしくは斎場へ帰るか、棺にするかを遺族が決めなければなりません。

遠距離の場合を除いて自宅や斎場で落ち着いてから納棺されるのがよいでしょう。

青山会館では、病院から自宅又は斎場などへご遺体を運ばれる方々の便宜を図るため、年中無休、24時間営業体制で、寝台車をご用意しています。

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