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お葬式辞典

20 火葬

火葬場への出発は迅速にしましょう。

火葬場へ行かれる人は、外でお待ちになっているお見送りの人のためにも、すばやく行動し霊柩車と一緒に出発します。その時、喪主は火葬許可書を、係の人は火葬場で必要なものを必ず持参しましょう。
<必要品>・火葬許可書・酒肴・位牌・骨箱一式・写真(遺影)・供花・ローソク(2本)
※青山会館では係員がすべてをお世話いたします。


埋葬許可書は大切に保管しましょう。

霊柩車が火葬場に着きますと、まず火葬許可書を提出してください。
そして、ご遺体を仮安置し、全員が最後の焼香をいたします。そのあと柩が炉にいれられます。
遺族には耐えがたいほどの悲しみの時ですが、最後のお別れをして、控室で火葬が終わるまで待ちます。火葬場に提出した火葬許可書は、火葬が終了した時に1枚返却され、これが埋葬許可書になります。墓地や納骨堂などに遺骨を納める時に必要ですから、大切に保管しましょう。


お骨あげは、2人1組でしましょう。

火葬が終わりますと控室に連絡があり、お骨あげとなります。木と竹を組み合わせた箸を使って、2人1組になって同じ骨を拾い、お骨つぼに入れます。拾い方は、足の方から頭へと順に拾い、最後に舎利といわれるのど仏の骨を、故人と最も縁の深い人が拾います。のど仏は係員が取り分けてくださいます。お骨上げが終わったら、骨つぼは白木の箱に入れてもらい、喪主が抱いて帰ります。


分骨するときは、あらかじめ青山会館へ申し出てください。

郷里が遠く、そこに近親者が多く住んでいて、法要があるたびに墓地へ行くのが難しい場合もあります。また、故人の遺言で、先祖と同じ墓に入りたいとあったとしても、遺族としては近いところに墓をつくりたい場合などには、分骨することができます。このような事情がある時は、当社へ前もって申し出て、分骨用と合わせて二つの骨つぼを用意しておきましょう。
骨つぼは、火葬場でも分けてもらえます。