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お葬式辞典

5 お通夜とは

通夜とは古代の殯(もがり)の遺習であるとか、臨終の際の看病の延長にあるものであるとか、言われます。夜伽(よとぎ)とも言われ、夜を徹して死者を見守ります。しばしば死者の枕元でお経が読まれ、念仏が唱えられました。
死とは法律的には「心停止」という ある”点”ですが、遺族や身近な人たちにとってはすぐ受け入れられることではありません。そこで、夜を徹して死者の枕元に侍り、生きているときと同じように仕えます。ある意味では死者と最後に過ごす大切な時間であるといえます。