HOME > お葬式辞典

お葬式辞典

16 親族代表謝辞あいさつ例

<例1>
本日は、皆様方ご多忙中にもかかわりませず、故人のためにご会葬くださいまして誠にありがとうございました。顧みますれば、故人存命中は皆様方には格別なご厚情を賜り、また、発病後はご丁重なお見舞を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。私ども一同も、あらん限りの看護をいたしましたが、天寿のいたすところでございましょうか、○才を一期として○日永眠いたしました。本日、かように盛大なお見送りを受けまして、故人もさぞや満足していることと存じます。なお、後に残ります遺族一同にも、故人同様のご厚誼を賜りますようお願い申し上げ、はなはだ粗辞ではございますけれども、お礼のごあいさつとさせていただきます。


<例2>
高い所から誠に失礼ではございますが、○○○家を代表いたしまして一言お礼を申し述べさせていただきます。本日は、皆様方には公私ともご多用中のところ(または、折からの悪天候にもかかわりませず)、故○○○○の葬儀にかくも多数の方々にご会葬賜わりまして、誠にありがとうございました。故人も、さだめし浄土のかなたから皆様のご厚情に感謝いたしておることと存じます。ご承知のように・・・・(①または②または③ )

①日頃から病弱であり、故人も今日まで何とか病と闘ってまいりましたが、遂に命脈がつきたのか○月○日、○才の生涯を閉じたわけでございます。
②若い頃から頑強そのものでしたが、○月○日に突然発病し、とうとう○月○日に永眠いたしました。
③全く突然のことで、私どももただあ然とするばかりです。誠に残念としかいいようがありません。

生前は、皆様には大変お世話になったことと存じますが、何ひとつご恩返しもできずにこの世を去ってしまうことが、故人の唯一の心残りではなかったかと存じます。改めて、故人になり代わりまして厚くお礼を申し上げる次第です。後に残る遺族も、何かと皆様のお世話になるかと存じますが、故人同様に、何とぞよろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが、皆様へのお礼のごあいさつに代えさせていただきます。本日は、どうもありがとうございました。