1 打合わせ
見積に入る前に、相互の考え方の齟齬(そご・・くいちがい)が生じないように基本方針を確認することが必要です。基本方針を確認する中で遺族の考えも固まってきますし、葬...
2 見積
費用の見積の際には、寺院費用、飲食接待費用なども含めた総予算を念頭に入れ、その上で無理のない金額にまとめなければなりません。
●祭壇・設営●焼香所設備●室内...
3 葬具
葬具には、みたまの冥福を祈るための、また惜別の情を表すための数々の葬具が準備され、そのひとつひとつが、葬儀をより厳粛に、よりしめやかに営まれるよう心づかいがなさ...
1 死亡診断書(死体検案書)の確認
法律的には、死は医師による死亡診断書または死体検案書の交付をもって確定します。したがって遺体の取り扱いにあたっては、まず死亡診断書(または死体検案書)が交付され...
2 遺体の安置
安置する際には、遺体の頭部を北向き、西向き、または部屋の状況に応じて判断します。「枕直し」と言い、仏式においては釈尊が入滅したときの「頭北面西右脇臥(ずほくめん...
3 喪主の決定
「喪主」と「施主」は一般的には争議を主宰する人という意味で同じように用いられますが、厳密には異なります。「施主」は布施する人ということから転じたと言われ、葬儀の...
4 納棺
湯かんなどの遺体処置、着替え、納棺は入棺とも言いますが、基本的には遺族が行い、親しい人や葬儀社に手伝ってもらいます。
5 お通夜とは
通夜とは古代の殯(もがり)の遺習であるとか、臨終の際の看病の延長にあるものであるとか、言われます。夜伽(よとぎ)とも言われ、夜を徹して死者を見守ります。しばしば...
6 葬儀式と告別式
葬儀・告別式は、古くは、自宅での出棺の儀礼の後、葬列(野辺の送り)を組んで葬場に行き、葬儀式を行い、火葬または土葬をしたというのが一般的であったと思われます。葬...
7 拾骨
遺体を火葬(「荼毘(だび)」と言います)した後の拾骨を骨上げ、収骨とも言います。遺族による拾骨は日本独特の儀礼と言われています。拾骨は、昔は1人が箸を持った遺骨...
事前相談編
人は誕生と共に、家族の愛に育まれて成長し、
あるいは家族を作り社会生活を営みます。
しかし、生があるところには必ず死があります。
生まれる者あれば、必ず死ぬ...
1 危篤の連絡表をつくりましょう
患者の病状については、その都度、医師から報告がありますから、家族や近親者はいつでも事態に対処できるよう備えておくことが必要です。医師から"危篤"を告げられたら、...
2 病院で危篤になったら着替の用意をしましょう
不慮の事故など特別な場合を除いて、ほとんどの場合は病院で臨終を迎えられます。
そして、死亡して1時間後には遺体の安置を済まして下さいます。その時に、浴衣などに着...
3 宗教宗派の確認をしましょう
菩提寺や宗派がわからなければ、親類に聞くか当社に聞けばいいでしょう。また、菩提寺が遠い場合は、近くの同じ宗派のお寺を紹介してもらえます。
もちろん、交通の便も考...
4 葬儀社から、葬儀全般の見積り書を提出してもらいましょう
葬儀社は、臨終から葬儀、火葬まですべてに対処するプロです。
葬儀の規模などを具体的に相談しましょう。もちろん、遺族側の希望や家庭の事情、予算などを、できるだけ説...